過活動膀胱の症状と原因

過活動膀胱とは、急に尿意をもよおし、漏れそうでがまんができない感じ(尿意切迫感)があり、トイレが近い(頻尿)、夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)、急に尿意をもよおし、トイレまで我慢できずにもれてしまうことがある(切迫性尿失禁)といった症状を示す疾患です。

40歳以上の男女の8人に1人はそういった症状をもっており、年齢とともに増えていきます。

男性の場合は前立腺肥大症に伴う場合が多く、それ以外にも脳と膀胱を結ぶ神経のトラブルで起こる「神経因性」のものと、それ以外の原因で起こる「非神経因性」のものがあります。

対策

原因となった病気に対する治療を行います。原因が特定できない場合(実際にはこれが最も多いのですが)、薬による治療や行動療法などを行います。