泌尿器周辺の症状を説明するのは難しい

泌尿器周辺(陰部・デリケートゾーン)に異常を感じて、「何かの病気かも」と思っても、なかなか人に相談できる場所でもないですし、近くのクリニックに入るのもなんだか恥ずかしい・・・という方はよくいらっしゃいます。

恥ずかしい気持ちや、症状の深刻さがわからず「こんなことでお医者さんに行ってもいいのか」と迷ってしまう気持ちはよくわかりますが、放っておいて病状が悪化してはいけませんので、お気軽に相談するようにしてください。

特に、皮膚(見た目)に出た症状の場合、どの部位にどんな症状が出ているかは言葉では説明しにくいと思います。その表現に悩んだり検索したりするよりは、専門家が直接見た方が早いので、まずはおまかせいただければと思います。

※以下は、緊急性の低い状態でクリニックにお越しになることを想定しています。経験したことのない強い痛みや出血などの場合は、救急車を呼ぶなど適切な対応を取ってください。

電話予約での説明

まず診察を予約する際など、電話口で「どのような件ですか?」と聞かれると思います。そんなときは

・泌尿器科(あさひクリニックの場合、女性なら女医が対応する婦人科をおすすめします)の

・初診

であることと、

「症状は言葉で説明しづらいので医師に直接伝えます」

と言っていただければ、少なくとも緊急性の高い患者さんではないことを判断できます。

受付での説明(問診票)

クリニックに到着して、保険証を提示していただいた後、問診票を手渡されて待合室で記入いただく流れになると思います。

泌尿器科初診時の問診票

その際は

・どんなときに(いつも/排尿時/睡眠時、など)

・どうなる(痛む/かゆみが出る/尿が漏れる、など)

・その結果、どう困っている

といったことを具体的に書いていただけると助かります。専門的な表現はいろいろありますし、難しいですし、わざわざ調べる必要はありません。

また、説明するのが難しかったり恥ずかしかったりという場合は、ここでも

「症状は言葉で説明しづらいので医師に直接伝えます」

と書いていただければ大丈夫です。