お知らせ
在宅医療に関する講演を行いました
去る11月8日、院長の西口が「第2回在宅医療コーディネーター養成研修会」の講師として講演をおこないました。高松市の在宅医療・介護連携推進事業の一環として行われている人材育成プログラムの中で、訪問診療の意義や課題についてお話させていただきました。
<講演概要>
在宅医療のニーズ
- 人口の高齢化:慢性疾患の増加(治ってしまうことがなく、継続的な治療・管理が必要)
- 医療の高度化:従来よりも医療依存度の高い(癌の先進治療や人工透析を行っている)患者が在宅で過ごすようになる
上記の要因により、日常的に医学的な管理を必要とするケースが増え、在宅でも高いレベルの医療が要求されるようになっている。
在宅医療に関わる医師の役割
在宅医療に関わる医師の役割は、自然経過と予後予測をできるだけ正確に行い、これを患者、家族、多職種チームで共有することにより、治療を含めた方針決定に際して患者、家族の意思決定プロセスを重視し、対等なコミュニケーション、コラボレーションを心がけながらチーム医療を行うことである。
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