前立腺肥大症の症状と原因

男性は40-50代くらいになると、頻尿や尿の勢いがないことが気になり出します。その原因として多いのが前立腺肥大症です。

前立腺は膀胱の下にあり、中を尿道が通っています。加齢とともに肥大化することがあり、これを前立腺肥大症と言います。前立腺肥大症の主な症状には、尿が出にくくなる(排尿困難)、尿が出しきれない(残尿)、その結果膀胱に尿がたまりやすくなり、すぐトイレに行きたくなる(頻尿)、尿の切れが悪くなる・出したあとに尿漏れする(排尿後尿滴下)などがあります。

対策

まずは前立腺の状況を確認するために検査を行います。当院では超音波検査で前立腺の大きさを調べたり、専用のトイレで尿の勢いを測ったりすることができます。当院のトイレは見た目は普通ですが、センサーで尿の量を感知し、尿の流れるスピードを計算することができます(尿流量率測定)。

泌尿器科トイレ

前立腺肥大症はすというより「根気よくつきあっていく」病気で、多くの場合は、生活習慣の改善と薬物治療を続けていく形になります。